香聞 茂™のじぇじぇじぇる

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香聞 茂のEAP671ゲル紹介

2016年02月08日
エフリゴのアンバサダーを任された香聞茂の似顔絵は、今から20年後に予想される姿を実在の愛娘が描いたものである。
ベンチャー企業のエフリゴ社をPRする香聞茂は、電脳空間で情報発信し、エフリゴが取り組んでいる分野をやさしく説明する使命を託されている。

今回は、素材であるEAP671ゲルに関する特徴をお伝えする。このゲル粉末は様々な樹脂エマルションと良好な混和性が有る。その場合ゲルそのものの組成と構造からくる特性が有効に働いている。

巨視的には、ゲル微粒子がPEG鎖を介し数珠つなぎのような形態である。キャピラリー現象による吸液性に富む。溶媒は容易に微視的なゲル微粒子のシェル表面全体を立体的に覆うPEG鎖ブロックに接触可能である。このことは、PEG鎖の両親媒性の特徴と微粒子の疎水性コア組成により、極性の低い疎水成分が、細孔を経てコア領域で会合し、コア組成高分子セグメントとの親媒性により架橋密度に応じた膨潤を示すことになる。このような変化が微粒子ゲル全体に及び、巨視的には擬粘性のマクロゲルになる。

コアの架橋密度は、膨潤度及び膨潤後に他のマトリックスへの分散配合を考え、一官能〜多官能モノマーを選択することで変化させることが可能である

この微粒子ゲルは、有効成分を高含量で保持し、容易に無機物や樹脂エマルジョンなどとの混和が可能なため、複合材料開発に役立つ。

エフリゴ社は、現時点では香料を保持し、揮散させる担体としての利用を進め、無機材料やシリコーンゴムRTVと混和させ成形加工することで、ほのかな香り立ちを長期間放散させることを実現している。揮散成分が忌避剤、消臭剤なども可能であり利用の幅は広い。

一方でさらなる用途開発を促進するため、協業できる企業を模索している。人の暮らしの近くでお役に立てる様々なアイデアの新製品開発に協力してくださる企業からの申し出を歓迎する。

今後の展開に期待を抱きながら本稿はこれにて終了。