香聞 茂™のじぇじぇじぇる

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個人のアイデアと社会適用

ダイバーシティを持つ社会が、日本の閉塞感を打ち破ると信じている。英語のDiversityは語源をDi−「強意」Verse「形や性質を変える」−ity「こと」の組合せによる。

つまり、「形や性質を変えることを強める」、外観的には形状に変化が富み、物性的変化が多い時間軸上の変化を伴う本然である。

現在再来年のオリンピックに向けたムーブメントが各分野で進んでいる。当然のことながら国としての社会の変容も向かうべき未来を目指し、今の取り組みを実施している。

国際社会に目を向けると、地域紛争、貿易戦争、反グローバル主義、自国優先主義など20世紀の大戦以降東西冷戦、自由貿易、グローバルサプライチェーンなど交易の活発な時代を経て、この先は、経済大国アメリカの保護主義の台頭に見られる自由貿易の陰りさえ気がかりとなっている。

その中で日本社会は、各方面で割拠主義が蔓延るため、様々なスローガンや扇動的標語がマスメディアを通じて、気が付かないように流布されている。

これは、国家社会の構成員であるシチズンに対する、情報の誘導的バイアスであり、個から生じる意識に影響を及ぼし、自己選択性に制限を加え抑圧している。

国家運営は、行政機関の中央官僚機構をトップに神経ネットワークが、中央集権的に地方のハブを介して国家の隅々までいきわたっている。その物理的経路で時間軸の流れにおいて時折権限の異常な局部的高まりを見せるときがある。その際に「忖度」の心理的力学が働きやすい。

他方業界団体の組織にも似たような力学が発生し、時として軋轢が世間に露呈することになる。真相が組織の権力掌握に密接に関係しているため、表層的な一面では捉えきれないが、一旦世間に表ざたになると、マスメディアは情報を駆使し、時にはフェイクも交えて朝から夕方まで可笑しく伝えている。真実や事実の報道でも、紋切型な単視眼的情報が一斉にメディアから溢れ、しばしば辟易する事もある。当事者になった所謂時の人は、心に潜む闇間に、人格としての個の意識が大きく揺らぎ泰然自若としては過ごせない。

さて、今日的に表出するメディア情報とは異なり、連綿とした日々の生活者目線でもカギを握る政策にフォーカスしてみると、日本社会の危ない経済状況が浮かび上がる。

日銀のゼロ金利・マイナス金利、財政赤字の増大、消費税アップ、サマータイム導入、障害者雇用水増し問題、森友国有地売却問題、加計学園補助金問題、年金入力作業再委託問題、東京医科大学裏口入学事件、自衛隊日報改ざん問題、財務省公文書改ざん問題・・・

日銀・金融庁、財務省、総務省、ほぼ全省庁、地方財務局・財務省、厚生労働省、文部科学省、防衛庁、財務省・・・

かくも不祥事の発覚が止まない安部内閣時代も開いた口が塞がらない。美しき日本を読んだが、今の日本の姿はどうなのか、私には美しくは見えない。頑張ってほしいが、期待とは違った方向へ進んでいると実感している。

一億総活躍、女性が輝く社会づくり、アベノミクス、待機児童解消など、国家の未来繁栄に関する施策が待ったなしである。

国民一人々の意識改革も重要である、さらに企画に参画する官僚の意識も改革が必要である。日本が新たな活力を育てるには、起業家が生まれ育つ社会環境が成熟しなければ、2020年、さらには2025年の節目を迎えるたびに、年金財政、社会保障費、為替レート、財政赤字、人材不足など現在のGDP規模を維持することが困難な時代局面を迎えることだろう。

起業家の尊きアイデアは、その後大きな価値を生み出す可能性を秘める。一人の個人から発生する小さなアイデアがピッチで評価され、事業に繋がる様育み、やがて大きな産業に育つように官僚の企画担当責任者は、隅々まで目配りが必要だ。

日本発の小さなアイデアの目を、目利きの聞いた支援機関が、政府の先見の明を持った対応で、大きく育てるダイバーシティが求められる。

迎合・画一・統制・予定調和・紋切型・空気を読むからイノベーターは生まれてこない。
生まれたあとの、育む構造づくりにこそ官僚達には立派に働いていただきたい。

日本再生のために個利個略は捨てよ!