香聞 茂™のじぇじぇじぇる

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両親媒性を理解する長い道のりの始まり

2014年11月25日

筆不精で三日坊主の誘惑が罪悪感を伴って忍び寄る、何とも自己嫌悪に陥る境目を歩いている様です。さてまずはとっかかりとして、乳化に関する理解を実験的にやってみる事としましたが、ここで押さえておきたいポイントが、高分子の両親媒性と界面活性剤のミセル構造の違いを注意深く理解することでした。余り複雑な相を理解するには、時間が許されず先述のTween20を用いてO/W二相のCMC下の様子を調べてみました。相図を参考に配合し撹拌をすると、比較的に簡単に化粧品の乳化状態が得られました。仕込み量にもよると思いますが、ヒアルロン酸(スクワランだったかも)をクリーム状に安定する状態がつくれました。

そんな折、親水性のナノ粒子を使った三相乳化とういう技術が存在する事をネットでしりました。界面活性剤を使用せず、微粒子のファンデルワース力で、オイル成分を包み込むという趣旨と理解しましたが化粧品分野では、当時広がりを見せつつあるように思いました。

※神奈川大学のホームページでは三相乳化技術の説明があります。詳しく知りたい方は、参考までにURLをお知らせいたします。

http://www.ku-mkt.co.jp/three-phase-emulsion/

 

ひよっとして、両親媒性ゲル微粒子でもできないかなとふと考えがよぎりましたので、試してみることにしました。但しこれから先は、微粒子の挙動を詳しく知る切っ掛けになりましたが、凝集と反発力や電気二重層のバランスなどゼータ電位に関する知識など思いのほか有意義な知識を習得することができました。分散系に大きくのめり込んでいく中で、粒子が小さい物質の一つとしてスメクタイト系粘土(モンモリロナイト)を扱ってみました。すると、メスシリンダーに精製水を入れて、粘土の粉末を入れ、2-3日経つと、体積が増大している様子が観察できました。しかもプルプルした感じです。オスモチック膨潤(Osmotic:浸透性)で、イオン化した金属と水和した水で、層間が広がる事で起こる事と知りました。一つの濃度として4%の粘土/水の重量比が、良好な膨潤が得られる事を見出しましたが、既に世間では電池関係の研究でやはり、4%という配合が知られている様でした。

まだまだ分散技術に関して書きたいですが、本日はここまで。